保健師の転職理由のランキングは?

保健師の転職理由のランキングは?

保健師の離職率は、看護師の離職率よりもかなり低いです。言い換えれば、多くの人が1度保健師になると、仕事を中々辞めないという話になります。しかし、一定数の人間は確実に仕事を辞めていますし、転職も活発に行なっています。そうした職場を移る保健師の皆さんは、どのような動機を持って動いているのでしょうか?

ステップアップ系と、職場脱出系

保健師の転職理由は、大きく分けて2種類あります。ステップアップ系と職場脱出系です。ステップアップ系とは、同じ保健師の仕事でありながら、民間から行政へ、嘱託から正規職員へといった感じで、キャリアをステップアップさせる転職です。もう一方は、現在の職場が辛くて脱出を試みる転職です。それぞれの転職理由も、細分化が可能なので詳しく見てみましょう。

【ステップアップ系の転職理由】
1位…行政保健師に転向する
2位…他の自治体に転向する
3位…憧れの企業に産業保健師として入る

ステップアップと言っても、色々な形があります。その中でもやはり保健師の花形と言える行政保健師にチャレンジする転職が1番目立ちます。例えば産業保健師として働いていたものの、やはり行政の仕事が諦められなかった人、嘱託の採用だったけれど、正規の職員として採用されたために転職をした人など色々です。また、他の自治体に転向する行政保健師も見受けられます。大都市の保健師でなく、小さな市町村の保健師に転向したり、逆に小さな自治体から政令指定都市など大きな自治体に移ったりと、自分の理想を目指した転職事例も見られます。一方、行政保健師の立場から、自分の憧れの企業に産業保健師として転職していく例も見受けられます。

【職場脱出系の転職理由】
1位…先輩や上司への不満
2位…後輩や同僚への不満
3位…仕事そのものへの不満

職場脱出系の転職で多い理由は、人間関係です。保健師は特に行政になると、がっちりとした組織の一部に組み込まれます。人が集まれば嫌な部分も見えてきますし、イジメ、仲間はずれ、無視など、大人の世界でも色々と起こってきます。看護師で精神を病んで精神科に通い始める人が多いですが、保健師の中にも精神を病んで、精神科に通い始める人がいます。看護師の場合は人間関係と仕事のきつさがWで来て苦しんでしまう例が多いですが、保健師の場合は人間関係オンリーで悩んでしまう人が多いです。特に行政は手続きと段取りに厳格な組織が出来上がっています。その中に蔓延する悪い人間関係は、かなりこたえます。組織が腐っている場合、行政の仕事は救いがありません。一方、民間系の保健師仕事をしている人に多いですが、仕事そのものにやりがいを感じられないで辞めてしまう人がいます。看護師から転職して保健師になった人の中には、看護師に戻ってしまう人もいます。

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